産業看護師

従業員の健康管理が産業看護師の役割

一般企業に在籍して、従業員の健康管理全般のサポートをするのが産業看護師の仕事です。

 

病気やケガの予防からメンタル面でのケア、近年増えつつある、うつ病や総合失調症などのフォローも行います。

 

企業で活躍する看護職の人を総称して産業看護師 ( 企業看護師 ) と呼ぶことが多いようです。

 

一定の実務経験があって、日本産業衛生士学会で行われている講座を履修すると、
産業看護師として認定されますが、いわゆる 「 産業看護師 」 という公的資格があるわけじゃないんですね。

 

ですから保有資格としては看護師の方もいれば、
保健師の資格を持っている方もいます。
(※保健師免許があると有利なようです。)

 

 

ですから学会登録の産業看護師ということになれば、それだけ専門知識も増え、
またアピールポイントにもなりますから、企業に採用されやすい、ということにもなりますが、
実務面からいえば、学会の認定を受けていなくてもそれほど問題は無いようです。

 

日本産業衛生学会の認定を受ける

ということで、産業看護師になるにはどうしたらいいのか?
まず、公的資格ではないにしろ認定を受けるためには、学会の講座を履修する必要があります。
具体的には下記のようになります。

 

1) 看護師(厚生労働大臣免許)の場合
産業看護の実務経験2年以上及び第一種衛生管理者の資格を有する者が、
「 産業看護講座Nコース 」 を全課程終了し、その上に 「 産業看護講座基礎コース 」 を全課程修了した者。

 

2) 保健師(厚生労働大臣免許)の場合
産業看護の実務経験2年以上の者が、「 産業看護講座基礎コース 」 を全課程修了した者。

 

3) 日本産業衛生学会産業看護部会が認めた教育を受けた者

( 引用 : 日本産業衛生学会 産業看護部会より

 

保健師の資格を持っていれば有利!

ほかの方法としては、学会の認定を受けることなく産業看護師になる。
という選択がありますね。

 

べつに学会の認定が必須というわけではありませんから、
一般企業の採用試験に受かりさえすれば、産業看護師になることが出来ます。
ただしこの場合、看護師資格に加えて保健師免許も持っていた方が有利なようですね。

 

俗に 「 メタボ健診 」 といわれる特定保健指導などもありますから、
保健師資格保有者の方が重宝されるのでしょう。ただし、

 

 

 

看護師の資格しか持っていないと絶対に採用されないか?
といえばそういう訳でもなく、看護師としてのこれまでの経験、コミュニケーション能力、
社会人としてのマナーやモラルであったり、wordやexcelといった基本的なPCスキルがあるか?
といったことも重視されます。

 

ですから面接のときなどに、たとえば産業カウンセラーの資格であったり、
衛生管理者免許を取得したいと思っている。といったことを伝えるとアピールになるでしょう。

 

 

メンタル面の不調を訴えやすい業種もありますから、
心理学の知識というのは大いに活かせると思います。

 

 

 

求人募集も少なく、採用への道のりは狭き門だと思いますが、
転職サイトなども活用して、上手に情報収集してくださいね。
( 関連 : 看護師専門の転職サイトに登録して、求人情報を収集する

 

登録時に、希望や要望を書く備考欄がありますが、
そこに産業看護師として企業で働きたい旨を、しっかりと記入しておくといいと思います。